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アレルギー

気管支喘息

喘息とは

喘息(ぜんそく)は呼吸をするときに空気の通り道(気道)が狭くなり呼吸が苦しくなる状態を繰り返す病気です。喘息では気道が様々な刺激により狭くなるため、ぜーぜー、ヒューヒューなどの音が聞こえます。喘息の人の気道の粘膜には常に炎症が続いており、ちょっとした刺激にも敏感に反応してさらに狭くなり発作を繰り返してしまいます。気道の慢性的な炎症を放置すると気道が狭い状態のまま戻らなくなってしまいます。その結果、呼吸機能の低下がおこります。

喘息発作時の対応

発作時は気管支拡張薬による治療を行います。気管支拡張薬は狭くなった気道を広げる作用があります。吸入薬と内服薬がありますが、吸入薬の方が早く効果が出やすいです。

以下のような症状がひとつでもある場合は夜間でもすぐに医療機関の受診が必要です。
・ゼーゼーやヒューヒューが強く苦しそうにしている(喘鳴)
・のどもとや肋骨の間が息を吸うときにへこむ(陥没呼吸)
・苦しくて遊べない、話せない、食べられない、眠れない
・顔色が悪い、ぼーっとしている、興奮している、脈が速い
・発作時の吸入や内服をしたが効果が不十分なとき

喘息の治療

喘息の治療の目標は発作がない状態を保つことです。そのためには以下の3つが大切です。
①喘息を悪化させる原因を減らすこと
タバコの煙、ダニやハウスダスト、ペットのフケ、カビ、花粉などのアレルゲン、風邪などは喘息の悪化させる原因となります。発作を起こす原因を知り適切な対策をしましょう。
②気道の炎症を抑えること
気道の炎症が治まれば、いろいろな刺激に敏感に反応しにくくなり、発作は起きにくくなります。
気道の慢性炎症を抑えるためには発作を予防する薬(長期管理薬)を使用します。内服薬と吸入薬があり、症状の経過をみながら量を調整していきます。
気道の炎症が改善して効果を実感するまでは時間がかかるため根気よく治療することが必要です。長期管理薬は症状がなくても毎日続けるようにしましょう。
③発作が起こりにくくなるような体力づくり
規則正しい生活、適度な運動、バランスのとれた食事をこころがけましょう。

喘息とアレ ルギー

小児喘息の多くはアレルギーが関係していることが多く、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎や食物アレルギーなどのあるこどもは喘息になりやすいです。喘息になりやすい体質は遺伝するため家族に喘息の人がいると喘息になる可能性が高いです。ただし、喘息の発症には環境因子の影響も大きいため両親が喘息のこどもが必ず喘息を発症するわけではありません。

 

アレルギー性鼻炎(舌下免疫療法)

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アトピー性皮膚炎

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食物アレルギー(食事指導)

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